ロンドンの中心、未来志向のクリエイティブハブに位置するRavensbourne University Londonは、デザインとデジタルメディアに特化したイギリスの先進的な大学です。独創的な教育アプローチと実社会との強いつながりを誇るこの大学は、アート、メディア、デザイン、テクノロジー分野を志す世界中の学生にとって、線を画した選択肢となっています。
Ravensbourne University Londonとは?
1962年に設立されたRavensbourne University London(レーベンズボーン大学ロンドン)は、特にデザイン、メディア、デジタル分野に力を注ぐ大学として名高い存在です。ロンドンのノース・グリニッジにある先端的なキャンパスに拠点を構え、イギリス国内だけでなく、世界中の学生を惹きつけています。
この大学は、創造力を重んじる教育理念と実践的な教育スタイルで知られ、映画監督、ファッションデザイナー、アーティスト、プロデューサーなど、数多くの業界で活躍する卒業生を輩出しています。
入学概要と学生環境
Ravensbourne University Londonの入学難易度は中程度で、合格率は約50%〜60%。特に英国国内の学生には優先枠が与えられる傾向にあるため、留学生は高い学業成績やクリエイティブ能力が求められます。
現在、約2,600人の学生が在籍しており、大学から大学院まで約35種の専門プログラムが提供されています。すべてのコースは、実務経験豊富な教授陣による指導のもと、業界と直結した最先端カリキュラムが組まれています。
Ravensbourne University Londonの近未来的なキャンパス
世界ランキングと評価
Ravensbourne University Londonは国際的にも高い評価を受けており、とりわけアートとデザイン分野では強く評価されています:
- QS世界大学ランキング(アート&デザイン)で英国トップ10入り
- ヨーロッパ内でトップ20校の一つに認定
- QS世界大学ランキング全体で151〜200位
- 大学院教育に関するPTES調査で英国第2位の満足度を獲得
このように、専門分野でのプレゼンスと学生満足度の高さが大学の魅力のひとつです。
学習環境と周辺の生活
2010年にロンドン・グリニッジ半島に新築移転して以来、Ravensbourneはロンドンのデジタル・クリエイティブ地区の中核として機能しています。
大学キャンパスには学生寮が併設されていませんが、提携している宿泊施設とのディスカウント制度があり、学生は学校が紹介する複数の居住オプションから選択可能です。このロケーションは、ロンドンの文化とイノベーションを直に体験するには理想的です。
専門プログラムと学費
Ravensbourneでは、以下のような幅広い分野に渡る専門的で実践的な学位・修士課程を提供しています:
プログラム名 | 年間授業料(GBP) |
---|---|
学士課程(UG) | £16,312 |
建築修士課程(MArch) | £16,500 |
サービスデザインMDes | £17,000 |
コミュニケーションデザインMA | £17,000 |
イラストレーションMA | £17,000 |
クラフト編集MFA(オンライン) | £9,750 |
ソーシャル・イノベーションMDes | £17,000 |
この他にも、ファッション、放送、映像制作、XR・ゲーム、UX/UIデザインなどに特化した短期課程や業界認定資格付きコースも多数開講されています。
出願・入学手続き
Ravensbourneへの出願は、主にUCAS(イギリス共通出願システム)を通じて行われますが、公式ホームページ経由でも申し込み可能です。
- 出願費用:20~30ポンド(1回あたり)
- 応募締切:留学生用に固定の締切はないが、開始6か月前の提出が推奨されています
応募に必要な書類・条件
- 成績証明書
- ポートフォリオ(デザイン・アート系)
- 英語能力証明(IELTS 5.5以上)
- 志望動機書(Personal Statement)
- 履歴書(CV / Resume)
- パスポートコピー、ビザ書類
- 顔写真(最近撮影のもの)
留学にかかる費用(総コスト)
ロンドン市内の好立地に位置するキャンパスでの留学にかかる費用は以下の通りです:
費用項目 | 概算費用(GBP) |
---|---|
授業料(学士課程) | 約 £16,312 |
授業料(修士課程) | 約 £9,500〜£17,000 |
家賃(校外滞在) | £5,000〜£9,000 |
交通費 | £1,500〜£3,000 |
その他生活費 | £2,000〜£3,500 |
ロンドンという都市特性上、生活費はやや高めになりますが、キャンパス周辺では学生向けの支援制度なども一定数整っており、計画的な留学生活が可能です。
奨学金制度
Ravensbourne University Londonは、才能ある留学生を支援するために複数の奨学金を提供しています。
- 学士課程向け奨学金:最大 £1,000(初年度)
- 修士課程向け奨学金:最大 £1,500
- 国際学生交換サポート奨学金:Social InnovationおよびBroadcastingを履修する学生には授業料の50%を割引
これらの制度を活用することで、学費・生活費の負担を軽減できます。
卒業後のキャリア支援と就職実績
Ravensbourneはイギリス国内でも有数の就職支援が充実した大学として知られており、以下のような仕組みが整っています。
- 最長12か月のインターンシップ制度
- インダストリー・プロジェクトや企業連携プログラム
- サマーインターンやボランティア体験
特にアート分野の卒業生は、平均年収が約 £51,000と高水準で、業界からの信頼の証でもあります。
著名な卒業生たち
多様な分野で活躍する卒業生が数多くおり、大学の影響力の広さを表しています:
- Maria Cornejo:ニューヨークを拠点に活躍するファッションデザイナー
- Timothy Michael Pope:映画監督
- Peter James:イギリスでベストセラー作家
- Gareth Ellis-Unwin:映画プロデューサー(受賞歴多数)
こうした実績は、Ravensbourneで得られる教育の質、業界との結びつきの深さを物語っています。
まとめ
Ravensbourne University Londonは、創造的分野を専門とし、ロンドンの中心で実践的かつ革新的な学修環境を提供する数少ない大学のひとつです。
もし、あなたが将来ファッション、映像、デザイン、クリエイティブテクノロジーといった分野で国際的に活躍する夢を持っているなら、Ravensbourne University Londonはその夢を現実にするための重要なステップとなり得るでしょう。
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